シンデレラだって不思議の国のアリスだってみんな時間に支配されている。

神話の中にも現実世界にも時空は存在しぼくらの目には見えない次元でその流れを支配する者もいる。

いつかタイムトラベルができる日が来るかもしれない、って言っていたってそれもいつになるかわからないわけで、時間が過ぎてみなくては誰にもわからない。

家で昔のビデオを見返している時だって、テープの中に閉じ込められた時間の流れをデジタル機器を通して覗いているに過ぎない。

こうして僕がこの文章を書いていて、あなたがこの文章を読んでいる時も「時間」はすぎるのであって、やり残したことがあったから前に戻ります、という訳にもいかない。

どうにも理不尽なこの世に生まれたからにはこの世が創り出す無限の「時間」の中を駆けなくてはいけないのだ。

時間は止まらない。

自分の足で歩かなくては。